強いということ
仕事や人生が安定しているときは、
安心してしまって、
いつの間にか守りに入ってしまいます。
その心は、気をつけなければ、
あっという間に黒く重くなります。
何か事が起きたとき、
何か外的要因による変化が起きたとき、
自分が何もしていないから、事が起きたことを、
自分が何もしていないから、対処できなかったことを、
自分は何もしていないのに、
なんでこんな思いをしなければならないんだ!
なんでこんな運命になってしまうんだ!
と、誰かや何かのせいにする心に変わってしまいます。
安心できることは幸せだけれど、
気をつけなければ、
油断し、気を抜き、選択が甘くなります。
いつの間にか、
考えることをしなくなり、
これがいい!という選択ではなく、
これでいい。という選択をしていくようになります。
仕事があることを当たり前に感じ、
「これくらいでいいだろう」という甘えや傲慢のある仕事をし、
関わる人に、「これくらいでいいだろう」という心で生まれたものを届けることになり…
悪循環を生む芽を育てることになります。
安定しているときほど、
色んなことが試されるんだと思います。
安定からくる誘惑に負けない強さを持つことが、強くなるということかなと、
そんなことを思います。